越境する都市と水辺コミュニティ 公開研究会
イベント詳細
日程: 2025年3月27日水辺は人々の憩いの場や経済活動の場として都市の生活・経済・文化を支え、また多様な生物にとっての生息地となる一方で、水害など私たちの暮らしを脅かす危険を秘めた存在でもあります。水辺に求められる役割が高度化・多様化する中で、都市の雨水管理システムの重要な構成要素である調整池に焦点を当て、柏の葉地域にある3つの調整池をモデルケースに、若手研究者が集い、調整池の多面的機能の総合評価手法の開発に取り組んでいます。
自然科学と社会科学のアプローチを融合し、公・民・学が連携することで、機能間の相互影響の理解に基づく水辺環境の創造および地域の多様な主体が意思決定に参加できる仕組みづくりを目指しています。
今回は、調整池の防災、水質浄化、生態系保全、生活文化といった多面的な機能についての調査結果を報告します。多様な専門家と市民が共に学び、意見を交わすことで、調整池が都市とどのように関わり、地域の未来を形づくるのかを探ります。調整池を身近に感じるきっかけとなり、それぞれの方法で地域に関わる契機となれば幸いです。
アクアテラスや水辺に関心のある方、どなたでも歓迎いたします。参加費は無料で申し込みは不要。当日直接会場にお越しください。
○プログラム
開会挨拶
小野 悠(豊橋技術科学大学)
クイズタイム
及川 隆信(株式会社AIST Solutions)・大久保 誓也(豊橋技術科学大学)
報告1
調整池の防災機能について:水文・氾濫解析の結果
田井 明(土木水工学_福岡工業大学)
報告2
水生生物調査から見る調整池の生態系保全
石川 麻乃(進化生物学_東京大学)
報告3
環境DNA分析から見る調整池の生態系保全機能
広瀬 侑(ゲノム生物学_豊橋技術科学大学)
報告4
水質計測から見る調整池の水質浄化機能
遠藤 良輔(農業環境工学_大阪公立大学)
報告5
住民アンケート調査から見る生活文化機能
小野 悠・大久保 誓也(都市計画_豊橋技術科学大学)
全体ディスカッション
三牧 浩也(UDCK)
開催日:
2025/3/27
開始時間:
18:00
終了日:
2025/3/27
終了時間:
20:00
開催場所:
UDCK
主催者名:
UDCK
問い合わせ先:
イベントURL:
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