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高度教養次世代セミナー(第3回) 「今の小学生の読書と理解力はどうなんだろうか? ——アイトラッカーを使う眼球運動計測実験のデータから考える——」

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講師 小佐野重利

(東京大学名誉教授 同大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻特任研究員)

 

講演趣旨

文部科学省は、2024年度から学校教育(特に小学校)への学習用デジタル教科書の本格的な導入を決定しました。しばらく前から諸外国でも、また日本の新聞やメディアでもデジタル教科書導入の功罪について議論となり、とくに児童の発達への弊害が発達心理学や脳神経科学の研究者や小児科医から問題にされています。ちょうどデジタル教科書と紙媒体教科書の併用が行われる時期と成長期が重なる小学生を対象に、メガネ型アイトラッカー(視線追跡計測器)を使って、柏市の学童保育の現場で、児童にアイトラッカーをかけて絵本や学習マンガ本などを読んでもらい、その際の眼球運動と視線移動の計測データから、児童の読書の関心傾向や内容理解度を科学的に探ることをやっています。この3年間の計測データの解析は、デジタルと紙媒体による読書の併用が学習に及ぼす影響を予想・検証するのに役立つと期待しています。

とくに小学生のお子さまをお持ちのご父兄が、お子さまと一緒に聴講されることを期待します。

 

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