公開勉強会　”越境する都市と水辺コミュニティ”

■日時：2024年4月15日（月）18時～19時半

■場所：柏の葉アーバンデザインセンター

■参加：無料・事前申込不要　直接会場にお越しください。

水辺は人々の憩いの場や経済活動の場として都市の生活・経済・文化を支え、また多様な生物にとっての生息地となる一方で、水害など私たちの暮らしを脅かす危険を秘めた存在でもあります。

水辺に求められる役割が高度化・多様化する中で、都市の雨水管理システムの重要な構成要素である調整池に焦点を当て、柏の葉地域にある3つの調整池をモデルケースに、若手研究者が集い、調整池の多面的機能の総合評価手法の開発に取り組んでいます。

自然科学と社会科学のアプローチを融合し、公・民・学が連携することで、機能間の相互影響の理解に基づく水辺環境の創造および地域の多様な主体が意思決定に参加できる仕組みづくりを目指しています。

昨年度から多様な調査を行い、議論を重ねてきていますが、今回は、柏の葉に生息する鳥や生物多様性の取り組み、環境DNAについての報告と議論を公開型で行います。

ゲストとして都市鳥類の専門家でもある科学ジャーナリストの柴田佳秀氏を招き、柏の葉で見られる鳥類についてのレクチャーもいただきます。

アクアテラスに関心のある方は、申込不要でどなたでも聴講・ご参加いただけます。

報告１

水辺を生かしたまちづくりに求められる自然科学と社会科学の融合に向けた取り組み

小野 悠（豊橋技術科学大学）・石川 麻乃（東京大学）

報告２

柏の葉とアクアテラスで見られる鳥たち―都市と鳥類

柴田 佳秀（科学ジャーナリスト・サイエンスライター）

報告３

柏市における生物多様性の取り組み

柏市環境政策課